ドラマーさんが演奏中にスティックを落としてしまった際に、すぐさま用意しておいた予備スティックを出して演奏を続ける、その行為。
・・・何でしょうね、カッコいいんですよ。本当は本人としては凡ミスというかカッコ悪いこと(なのかな??)と思っているかもしれないのだが、慌てる様子もなく、笑わず、やっちまったという顔もせず、落としたことすらなかったかのように淡々と次につなぐというか、冷静な対応がすこぶるクールに思えるんだよね。どこにスペアのスティックを隠してあるのかも、非常にミステリアス。(笑)
ドラマーさんたちからは、カッコイイだなんて・・そんな、やめてよ恥ずかしい!!と言われようとも、私はおおっ!と思ってしまう瞬間なのである。
あとはシンバルを止める(手で押さえる)、あれもキュンとくるんだよね。ギターでいうとミュートしてるようなことなんだろうけど、何だろう、スリルがあるというか、音を止めてる緊張感がこっちにもくるというか、ドキッとする。カッコよすぎるのよ。
あと、ドラマーさん見るアングル。たとえばホールなどでステージそでから(真横から)見る時、リハで横から見てる時。手足の動きが、前から見るよりも、キック踏んでる・ハイハット踏んでるとか、何でしょう細かく見えるんだね、"裏"の動きというか。それがやたらカッコよく見えるんだね、私には。
ドラマー側に聞くと、たとえば赤プリドラマーさんだと、バンドを背後から見ることができるのが自分だけの特権というか、このアングルからフロント全体をうしろから同時に見渡せるお得感、みたいなのがあるそう。(笑) そっかーそういうのも聞いてみたいな。
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